Amazonプライムの自動更新に怒って解約する前に
Amazonプライム、皆さん怒っていませんか?
僕もつい先週まではその怒れる一人で、なんちゅー会社だ、すぐに解約してやる!…せっかくだから一年経ってから解約してやる!と憤っていました。ところがトップページで見つけたプライムビデオ、プライムミュージックの文字。調べて体験してみると、とってもお得なことが分かり、Amazonが大好きになっちゃったっていう話。
Amazonプライムってなに??
ご存知の方も多いと思いますが、おさらい。
Amazonを利用しているとしばしば案内がくるAmazonプライム。通常は別途お金がかかるお急ぎ便、日時指定便が、年額3,900円の利用料を払えばタダになるというのがメインのサービスです。初めは1ヶ月無料体験という形で、申し込んだその日から利用可能になります。
ネット通販を利用するのって、近所では売っていないものだったり、実店舗よりも安く売っているものを買うときですよね。以前であれば、今日明日必要なものを買うことはあまりなかったはず。でも、買ったものがすぐ手元に届くというのは便利なものだし、緊急の用途でなくても気持ち良いもの。我が家でも無料体験を申し込み*1、お急ぎ便の威力に感心しまくりました。ぜんぜん急いでないのに…。
そして怒りへ…
で、申込みから1ヶ月半後、クレジットカードの利用明細を見て怒りがこみ上げるわけです。調べてみると、自動で有料会員に更新されましたと。「いえいえ、大丈夫です。有料会員になった後でも解除出来るし返金しますよ。…お急ぎ便を使ってなければね!」というメッセージとともに…。使えるもんは使うとる*2にきまっとるやないですかぁ…。申込み時のメールをよくよく見返してみると、無料なのは1ヶ月だけで連絡なしに自動で有料会員に移行しますよ、嫌ならちゃんとしてくださいね、と書いてあります。
無料体験期間が終了すると、お客様は有料会員に自動的に移行され、ご登録時のクレジットカードにAmazonプライム年会費( 税込3,900円 )が請求されますのでご注意ください。
有料会員への自動的な移行をご希望にならないお客様は、アカウントサービスにて無料体験終了前に「自動更新しない」のボタンをクリックして設定を変更すると、次回の年会費は請求されません。
というわけで、この場合は完全に消費者の負けです。字が小さいとは言えAmazonさんは悪くありません。
ある日差し込んだ一筋の光
同じパターンを一度経験していたこともあり、やれやれまた解約するかと思いつつ、ダメもとで「Amazonプライム 特典」で検索する僕。
●無料の配送特典
→お急ぎ便、日時指定便が無料で利用できる。知ってます。
●特別取扱商品の取扱手数料が無料
→ソファやベッドなど、取扱手数料がかかる商品があるみたい。
知らなかったけど、あまり買う機会ないしなぁ・・・。
●家族と一緒に使い放題
→同居の家族を登録すれば2名まで利用できるそう。
家計は一つなので意味ないですね。
●プライム・ビデオ
→知らない!なにそれ!
●Prime Music
→知らない!なにそれ!
プライム・ビデオとは
2015年9月24日から開始した、Amazonの動画視聴サービス。Amazonプライム会員であれば、追加料金なしで洋画502本、邦画486本(2015.11.28現在)などが視聴できます。dTVの12万本、U-NEXTの10万本などと比較すると桁違いに少ないですが、これからラインナップはどんどん増えてくるものと思われます。
個人的な事情ですが、アメリカドラマのウォーキング・デッドをシーズン1からものすごい勢いでレンタルしまくってる時期だったので、これがプライム・ビデオで見られると知ってとってもハッピーになりました。
DVDの本数で言えば、シーズン5まででも33本。DVDをレンタルすると3,300円かかりますので、これだけでもほとんど元がとれることになりますね。
Prime musicとは
2015年11月18日から開始した、Amazonの音楽配信サービス。プライム会員であれば100万曲以上がダウンロード可能なようです。
新譜はもちろん、おすすめプレイリストも表示されるので、音楽が好きな人にもそうでない人にもおすすめです。無料でBGMをダウンロードしてみてはいかがでしょうか。検索機能がいまいち使いづらく、改善してもらいたい部分ではあります・・・。
というわけで、お急ぎ便・日時指定便に加えて動画視聴サービス、音楽配信サービスまで、メリット絶大のAmazonプライム紹介でした。コンテンツの量はたしかに少ないですが、動画を日々見続けるわけでもないですし、お急ぎ便のオマケとしては十分なボリュームなのではないでしょうか!
*1 実は2回目なんですね。無料体験→有料会員に自動更新→解約の流れを体験しているのに、案内が来てまた申し込んじゃってます。考えない葦です。
*2 2012年ごろ世間を騒がせた「タダでもらえるならもろとけばいいんや」の正しい使い方。